会話の方法や内容は慎重に

会話は相手の「人となり」を探る手がかりになるものです。だからといって、いきなり「お勤めは?年収は?趣味は?子供は何人欲しい?」と質問攻めをしてしまうのは、好ましくありません。自分のことも紹介しつつ、相手のことも尋ねる。そのやり取りのバランスが大事なのです。

少し、考えてみてください。あなただったら、初対面の人と何を話しますか?営業職の方ならご存知かと思いますが、まずお天気のこと、最近のニュースについてなど、無難な話題から入りますね。相手と馴染んできたら、徐々に趣味の話やプライベートなことへと移行し、拡大させていきます。

基本的なルール

会話は「キャッチボール」と言いますね。投げかけたら、受け止めてもらい、また戻ってくる、の繰り返し。相手が話している途中で割り込んだり、一方的に喋ったり、話題をむりやり変えたり、あるいは安易にころころ変えたり、まったく唐突な話題を出したり、相手が戸惑うことは慎みましょう。とくに、せっかちな男性は、女性の穏やかな会話のペースに苛立つことがあると思います。そこは自分がリードするなど工夫して、険悪なムードに陥らないよう注意しましょう。

話下手な人の対処法

何を話して良いかわからない、緊張して言葉がなかなか出てこない、という人は「聞き役に徹する」という方法もあります。少し前に、「聞く力」という本も話題になりましたね。相手が気持ちよく喋ることができるよう、適当に相槌を打つのです。さらに、相手の言ったことに対して「~といいますと?」と、さらに深く内容の質問をしたりするのです。「私は、あなたの話を興味深く訊いていますよ」ということを、相手に伝わるようにアピールします。話す方は、決して悪い気はしないはずです。

会話を発展させるために

相手に質問をする時に、応えが「YeS」や「No」で完結してしまう聞き方は、なるべくしないことです。「カレーライスは好きですか?」ですと、「はい」で終わり。「どんなカレーライスが好きですか?」であれば、「スパイシーで辛口なのが好きです」と答えが返ってくるので、「辛い物がお好きなのですね」と進ませます。すると「ええ、キムチなども大好物です」という具合に発展していきやすいのです。質問をされて答える場合も、ぶっきらぼうで単一的な答え方をするのではなく、会話の花が開いてどんどん広がっていくよう意識したら、自然と楽しい雰囲気にできると思います。